駐露大使交代

政府は河野・駐ロシア大使を退任させ、後任に原田・駐チェコ大使を充てる方針を決めました。11月のメドベージェフ大統領の北方領土訪問について、菅総理らから事前の情報分析が不適切だったとの指摘があったことから、河野駐露大使の退任は事実上の更迭人事とみられています。ただ、在外公館の情報収集は、大使を交代させればよくなるというほど単純なものものでは決してありません。情報収集の精度を上げるためには総合的な対策が必要でしょう。外交政策一新の意図もあるのかもしれませんが、・・・。