12月24日 2012年度予算案

政府は予算案を閣議決定しました。報道等は多くの問題点を指摘しています。一般会計総額は90兆3339億円とされていますが、基礎年金の国庫負担分の一部2兆5882億円と東日本大震災復興費3兆7754億円、あわせ6兆3636億円は別枠に計上しています。従って実質予算は96兆6975億円の巨額に上ります。新たな借金、新規国債発行額は44兆2440億円と、税収42兆3460億円を上回り、国債依存度は過去最悪の49%となります。特に気になるのは、基礎年金の国庫負担不足財源2兆5882億円の財源を、将来の消費税増税で穴埋めする「年金交付国債」発行で賄おうとしている点です。
「承知しました。」と言える代物ではありません。クリスマス・イブにとんでもない贈り物です。