3月23日 AIJ投資顧問(株)を強制調査

昨日の財政金融委員会で、巨額の年金資金消失発生が疑われていたAIJ問題を取り上げ、金融庁を質しましたが、今日午前、証券取引等監視委員会はAIJ社と淺川社長らに対し、金融商品取引法違反容疑で強制調査を開始しました。委員会の発表した検査結果によると、運用損は1092億円、解約等の経費を含めると総額1221億円を消失させたとのことです。金融庁はAIJの登録を取り消しましたが、本件はまだまだ底の深い問題を沢山抱えています。充分な追求は当然として、今後の政府の対応が注視されてしかるべきです。