7月22日(木) 猛暑

 一昨日は、千葉県市原市で40.2度、昨日は甲府市で40.5度。連日、風呂並みの猛暑が続いています。熱中症にはくれぐれもご注意下さい。

 今日もまた、岡山からお客様がみえました。岡山県吉備郡真備町の町議会の皆様です。小田川改修と治水対策促進のご要望でした。先日の豪雨で、新潟県、福井県などで堤防が決壊、水害があったばかり。政治とは、国と水を治めることと、武田信玄公など、昔日の為政者は考えたそうですが、今更ながら治水の大切さを実感します。
 
 公的年金の資金運用が、平成15年度は黒字転換したそうです。株高により4兆4000億円の黒字となったということです。なお、1兆6000億円の累積赤字があるようですが、このところ株価も順調であり、全面的な黒字への転換を期待します。
 先の国会の年金改革審議では、6兆円の運用赤字を出していると、年金資金の運用のあり方が批判されましたが、年金制度は、日本経済の動きに大きく左右されます。マクロ経済の動きを見ながら年金財政を管理していく、という今回の年金改革の基本的な考え方は、やはり間違ってはいないと思います。
 先日の新聞で、ある大学の社会保障の専門家が、野党は年金の一元化をいうが、公的年金の一元化は総論賛成、各論反対となって実現は困難、それより各年金の手続きの一本化の方が重要である、と論評されていました。
 年金改革が、政略や感情論だけで議論されることは残念でなりません。