3月2日 国立医薬品食品衛生研究所新庁舎開所式

明治7年(1874)設立された、我が国でもっとも古い官営医薬品試験研究機関「東京司薬場」をその起源とする、レギュラトリーサイエンス試験研究拠点「国立医薬品食品衛生研究所」の新庁舎開所式が13:30より。ご案内をいただき小生も参加させていただきいました。場所は羽田空港対岸の川崎市殿町キングスカイフロント。昨日の「春一番」を受け、暖かい絶好の日和となりました。明治新政府により外国人教師として招聘されたオランダ人薬剤師「アントン ヨハネス ゲールツ」の顕彰碑も移設されています(アルバム欄に写真を載せます)。
かって小生厚生省勤務時は、「国立衛試」と称され東京都世田谷区用賀に位置し、薬局方、薬用植物、麻薬、食品添加物等の業務で日参したものでした。時代とともにその業務内容は日進月歩、大きな変化はありますが、レギュラトリーサイエンス試験研究拠点としてその業務の重要性は拡大していきます。新たな地で、新たな皮衣の中で今後とも素晴らしい研究活動を!。