3月7日 自民党で勉強です

予算案審議は予算委員会にお任せし、自民党の勉強会へ。
8:30~(科学技術基本問題小委員会)講演「半世紀の研究を振り返って日本の基礎科学について思うこと」。演者は「オートファジー」研究でノーベル賞を受賞された大隅良典東京工大栄誉教授。科学と技術の違いを指摘し「科学を文化として 楽しむ社会」との思いを。
11:00~(国際保健戦略特別委員会・社会保障制度調査会合同会議)「アジア医薬品・医療機器規制調和推進に向けた提言(案)」。提言は若干上から目線の所も見られるものの、将来に向けての貴重な提言です。ポイントはその具現化ですよね。
16:00~(厚生労働部会)「自殺対策の総合的かつ効果的な実施に資するための調査研究及びその成果の活用等の推進に関する法律案(議員立法)」の法案審査。平成18年の自殺対策基本法成立以降、ここ9年連続しての自殺者数の減少が見られていますが、どのような政策効果によるものと判断すれば良いのでしょうか?そして、これからの自殺対策の柱をどこに置くべきか?ですよね。法案は了解されました。その後(薬事小委員会との合同会議)となり「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部改正案」の法案審議。法案は、「国民のニーズに応える優れた医薬品、医療機器等をより安全・迅速・効率的に提供するとともに、住み慣れた地域で患者が安心して医薬品を使うことができる環境を整備するための制度の見直し」を行うもの。患者自身が自分に適した薬局を選択できるよう、機能別の薬局(地域連携薬局、専門医療機関連携薬局)の知事認定制度が導入されることとなりますが、この点に関し私は「患者が薬局の機能・特性等を具体的に理解し、行動できるよう、その表示等についての行政サイドの指導・対応」を求めました。私を含め、多くの委員が発言しましたが、ほぼすべての委員は法案に賛成でした。17:40部会長一任で了承され、散会。雨の中、18:30から総務会懇親です。