4月9日 がん生存率

国立がん研究センターによると、2002~05年にがんと診断された人の10年後の生存率は56.3%、と昨年の調査より0.8ポイント上昇。今回で4回目の発表ですが、生存率は継続して伸びており、新薬の登場や早期発見のよるものと考えられています。ただし、部位別の差は依然として大きく、前立腺がん(95.7%)等は高値を示すものの、膵臓がん(5.4%)、肝臓がん(14.6%)等は低値。対応策の一層の充実強化が待たれます。また08~10年にがんと診断された人の5年後生存率は67.9%とのことです。