6月12日 経済財政運営と改革の基本方針2019(案)、規制改革実施計画(案)

標記2案(厚生労働部分のみ)が、8時開催の自民党厚生労働部会に諮られました。「骨太方針2019」の関心部分「診療報酬・医薬品等に係る改革」の項には、「イノベーションの推進を図ること等により、医薬品産業を高い創薬力を持つ産業構造に転換するとともに・・・」、「調剤報酬について、2018年度診療報酬改定の影響の検証やかかりつけ機能の在り方の検討等を行いつつ、地域におけるかかりつけ機能に応じた適切な評価や、対物業務から対人業務への構造的な転換の推進やこれに伴う所要の適正化等、2020年度診療報酬改定に向け検討する。その際、医療機関及び薬局における調剤の実態や報酬体系を踏まえ、調剤料などの技術料について、2018年度診療報酬改定の影響や薬剤師の業務の実態も含めた当該技術料の意義の検証を行いつつ適正な評価を行いつつ適正な評価に向けて検討を行う。・・・」等の記述が。またその他に「健康サポート薬局」(19ページ)、「かかりつけ薬剤師」(22ページ)、「オンラインでの服薬指導」(22ページ)、「アジアにおける規制調和等}(11ページ)、「全ゲノム解析等を活用するがんの創薬・個別化医療、」(19ページ)、「バイオ医薬品の研究開発の促進」(23ページ)等の文言も。議員からは各般にわたり活発な意見が。私は調剤報酬に関する記述に触れた後、後発医薬品の使用促進について、安定供給の確保も重要との認識を発言させていただきました。
閣議決定される最終案はどうなるでしょうか?