8月4日 学校基本調査

昨日文科省より平成29年度学校基本調査(速報値)が公表されました。大学学生数は2890942人、学部学生数は2582884人、うち薬学部学生数は2.9%に当たる75057人。薬学部入学者数は12756人(国立1005人、公立370人、私立11381人)、うち薬学科は11520人。6年制卒業生9801人中23年度入学者(最低修業年次卒業者)は7312人と74.60%に過ぎず、1年超過1529人、2年超過564人、3年超過177人等と。ちなみに昨28年度は卒業生9775人、最低修業年数卒業者は7310人(74.78%)、1年超過1604人、2年超過565人、3年超過163人等でした。Y新聞7月14日付「大学の実力調査」の「薬学部は留年率が高い」との指摘を裏付けるものとなっています。この状況はやはり異常です。早急な原因の究明と解決策の提示が求められます。・・・ちなみにY紙は「留年率を押し上げたきっかけは、文科省がホームページで各大学の09年度入学者以降の国家試験合格率などを公表したことだ」とも述べていますが・・・。