9月28日 平成22年度国民医療費 

昨日厚生労働省は平成22年度国民医療費を発表しました。前年度比1兆4135億円(3.9%)増の37兆4202億円と過去最高額を更新です。対GDP比は7.81%、対NI比は10.71%になります。増加内容を見ますと、病院・入院医療費の6.4%増、訪問看護費の11.3%増が目を引きます。増加要因は高齢化、医療の高度化等と厚生労働省は説明しているようですが、22年4月1日実施の診療報酬改訂が大きく影響したといえるのではないでしょうか。ちなみに薬局医療費は6兆1412億円、対前年度比5.5%増でした。処方箋1枚あたりの金額がどのように推移しているのか、後発医薬品使用の状況とともに気になります。