―混乱が予想される通常国会が始まる―


新たな年を迎え、1月は各地で開催されます新年会にお邪魔し、年始の挨拶をさせていただいています。特に話題となっていますのが「ポイントサービス」の問題です。昨年11月に質問主意書を参議院議長に提出し、保険調剤に係る一部負担金の額に応じてポイントを付与する行為は、結果として一部負担金の減額に当たると考えるので、認められないのではないかと質問しましたが、納得できる答弁は得られませんでした。また、昨年12月1日、自由民主党の政務調査会の厚生労働部会の下に、私が事務局長を務める「薬事に関する小委員会」が設置され、同月14日の第一回会合ではポイントサービスを中心として議論が行われました。出席したほとんどの議員が問題視しており、引き続き同小委員会で議論することになっています。
 ところで、このレポートを書いている時点では、通常国会がいつ始まるか決定されていません。後ほど述べるような政府の不手際のため、今国会は大きな混乱が予想されます。
 さて、昨年秋の臨時国会は、延長されることなく12月3日に閉会となりました。政府与党による度重なる外交問題などへの対応の不手際があり、予算委員会が混乱したため、他の委員会の開催にも影響が生じ、私が属している厚生労働委員会も会期中の開催は4回のみという状態でした。
 自民党をはじめ野党が追及した問題としては、主なものだけ取り上げても次のように多数挙げられます。
 ○政治と金の問題による小沢元民主党代表の国会招致要求への対応
 ○尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件の処理とビデオ流失問題への対応
 ○ロシア大統領による北方領土訪問への対応
 ○北朝鮮による韓国領土への砲撃事件への対応
 ○官房長官による自衛隊暴力装置発言
 ○自衛隊における民間人の言論封殺に繋がる事務次官通達問題への対応
 それでは、臨時国会終盤の様子をお伝えしましょう。11月26日の参議院予算委員会と本会議により、平成22年度補正予算は否決されましたが、憲法の規定により衆議院の議決が国会の議決となり、補正予算が成立しました。野党は直ちに仙石官房長官と馬淵国土交通大臣に対する問責決議案を提出し、可決されました。その後の政府の対応が余りにも不誠実であったことから委員会審議は行われず、厚生労働委員会も同様でありました。会期末をにらみ、与野党の話し合いが急遽行われ、最終日の12月3日に厚生労働委員会が開催され、議員立法である“障害者自立支援法の一部改正法案”が自民党を含めた賛成多数で可決成立されましたが、その他の法案は審議できず閉会となりました。
 昨年が、政権交代により国民が期待した、素晴らしい一年となったとは到底思えません。逆に、これからの政策に不安を抱いている方々が増えているのではないでしょうか。健康長寿社会実現に向け、通常国会においても頑張りたいと思います。

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