平成27年度予算案


今年も一月を過ぎ、梅の便りが寄せられています。
大相撲初場所は、横綱白鳳が大鵬の持つ最多優勝記録を破る33回目の優勝を全勝で飾り、15日間の幕を閉じました。昭和の大横綱と称され1960年代に「巨人・大鵬・卵焼き」の流行語にまで讃えられた、大鵬の偉大な記録を44年ぶりに塗り替えました。15歳でモンゴルから日本にやって来た少年は、誰よりも相撲を愛し努力を積み重ね、横綱となって日本の国技を守り続ける姿には改めて心を打たれます。
さて、平成27年度の政府予算案は、衆議院解散・総選挙の影響で編成作業が遅れていましたが、先月に閣議決定しました。一般会計の総額は、前年度当初予算比4596億円増の96兆3420億円と過去最大規模となりました。消費税率10%への引き上げは平成29年4月まで先送りしましたが、企業収益の改善や賃金引き上げにより、税収額は前年度当初予算を4兆5000億円上回る54兆5250億円を見込み、新規国債の発行額は36兆8630億円と、平成9年以来6年ぶりに40兆円を下回る額となっています。
厚生労働省の関係では、社会保障費が対前年度当初予算に対して9231億円増の29兆4505億円となり、一般会計予算の総額は29兆9146億円と対前年度比3.0%の増額となっています。消費税8%への引上げによる平成27年度増収分の8兆2000億円は、基礎年金国庫負担割合2分の1に3兆円、子育て支援や医療・介護などの社会保障の充実に1兆3500億円、後代の負担軽減に3兆4000億円などが振り向けられ、平成26年度から始まった「地域医療介護総合確保基金」については、医療分は前年度同額の904億円(国分602億円、地方分301億円)を、介護分として724億円(国分483億円、地方分241億円)を計上しています。
その他、本年4月に予定されている介護報酬の改定については、マイナス2.27%の改定率とすることを決定、一方で介護職員の処遇改善のための費用として531億円を充てるとしています。また、医療保険制度の改革について、平成27年度から国民健康保険への財政支援を約1700億円拡充するなど財政基盤を強化し、平成30年度から、都道府県が財政運営の責任主体となり制度の安定化を図るとしています。
第189回通常国会は1月26日に召集され、先ずは経済対策のための平成26年度補正予算案の審議が進められ、1月30日に衆議院を通過、参議院での審議が行われています。その後、2月中旬には安倍首相の施政方針演説が行われ、来年度の政府予算案や関連法案などの審議がスタートします。社会保障の充実・安定化と財政健全化に向けて与野党の論戦が繰り広げられこととなります。

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