骨太の方針2014


 サッカーW杯ブラジル大会は、ドイツ代表がアルゼンチン代表との決勝戦を延長の末制し、24年振りの優勝で幕を閉じました。MVPに選ばれたメッシ選手の表情がとても印象的でした。
 さて、経済財政運営と改革の基本方針2014(いわゆる骨太の方針2014)は6月24日、「デフレから好循環拡大へ」とのサブタイトル付きで閣議決定されました。
 その中で、経済再生、財政再生化と持続可能な社会保障を目指すとして、医療・介護を中心に社会保障給付について、徹底した効率化・適正化を進めるための見直しを行うとしています。
 医薬品の関連では、「医薬分業の下での調剤技術料・薬学管理料の妥当性・適正性について検証するとともに、診療報酬上の評価において、調剤重視から服薬管理・指導重視への転換を検討する。その際、薬剤師が処方変更の必要がないかを直接確認した上で一定期間内の処方箋を繰返し利用する制度(リフィル制度)等について医師法との関係に留意しつつ、検討する。」と記載されました。これを受けて、政府は、技術料の妥当性等の検証とともに、リフィル制度の導入についても検討していくことになります。リフィル制度が実現すれば、薬物療法における薬剤師の役割が益々大きなものとなります。6年制薬剤師の誕生という流れの中で、薬剤師にとってリフィル制度の実現は、次の現実的な大きな目標となるのではないでしょうか。
 薬価については、「平成26年度診療報酬改定において導入された、一定期間を経ても後発医薬品への適切な置き換えが図られない長期収載品の薬価を見直す仕組みの効果や、後発医薬品の価格体系の変更による上市状況の変化等を検証しながら、薬価の適正化を図る。加えて、薬価計算の基礎となる市場実勢価格の早期形成を促し、的確に把握する。」
 また、経済財政諮問会議等から強く求められた、薬価の毎年改定と引き下げ財源の一般財源化については、「調査・改定に係るコストにも適切に配慮しつつ、他の統計に与えている影響や市場価格形成の状況を勘案して、市場実勢価格を適正に反映できるよう、薬価調査・薬価改定の在り方について、診療報酬本体への影響にも留意しつつ、その頻度を含めて検討する。」とされました。毎年改定は検討にとどまり、実施は当面回避されましたが、今後の動きが気になるところです。
 その他、スイッチOTCを加速するための取組を推進すること、後発医薬品の普及を進めることなども記載されています。
 これからは、来年度予算案の動向等に注目して行きましょう。

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