-補正予算案をめぐって予算委員会が混乱-
10月に開会された第176回臨時国会は、現在衆議院の予算委員会において平成22年度補正予算案の審議が行われていますが、小沢民主党元代表の国会招致問題、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件、更には同事件に関わるビデオ流失問題など、現政権の対応に対する意見等が噴出し、11月10日に予定されていた補正予算案の採決が15日に先送りされることとなりました。そのため、今後の参議院における審議日程がタイトなものとなっており、補正予算案成立のメドが不透明な状況となっています。
私の属する参議院厚生労働委員会は、19日と21日に開催されましたが、上記のような衆議院予算委員会における混乱の影響で、厚生労働大臣の日程がとれないこと等のため、その後は委員会開催が出来ない状態が続いています。19日の委員会では、委員長のあいさつに続き、委員長より理事指名が行われ、私が正式に理事(野党筆頭)に指名されました。その後、厚生労働大臣ほか3役の挨拶が行われ、更に厚生労働大臣より、臓器の移植に関する法律に係る付帯決議に基づき、臓器移植の実施状況などについて報告されました。21日の委員会は、6時間の一般質疑が行われ、自民党からは、石井準一理事のほか、赤石清美、三原じゅん子両新人議員が初質問を行いました。
また、10月29日には裁判官訴追委員会が開催されました。私は、同委員会の参議院選出予備員に指名されており、当日の委員会に参加することとなりました。裁判官訴追委員会は、裁判官を弾劾するに当たって、当該裁判官を裁判官弾劾裁判所に訴追するために国会に設置されている国の機関なのです。議事は非公開となっていますので、委員会の模様はホームページ(http://www.mfujii.gr.jp/)の写真のみとさせていただきます。
ところで、11月11日には、当選後初めての政治資金規正法に基づく政治資金パーテイー「藤井もとゆき君と語る会」を都内千代田区丸の内の東京会館において開催させていただきました。800名を超える支援者の皆さんにご参集いただきました。心より感謝を申し上げます。司会を とかしき なおみ前衆議院議員にお願いし、発起人代表の児玉孝日本薬剤師連盟会長より開会のご挨拶をいただいた後、古賀誠衆議院議員、衛藤晟一参議院議員、日本社会福祉弘済会の金田一郎理事長、健康保険政治連盟の白川修二専務理事、製薬産業政治連盟の竹中登一会長、日本薬業政治連盟の熊倉貞武会長、日本の福祉を考える会の廣江研会長より、激励のお言葉を賜りました。その後、松本純衆議院議員の音頭で乾杯が行われ、とても盛り上がった会にしていただき、大変感激をいたしました。中締めの挨拶は、日本薬剤師連盟の小田利郎幹事長にお願いし、盛会裡に会を閉じることができました。本当にありがとうございました。臨時国会の終盤に向けて、引き続き職務に邁進してまいります。