8月31日 第177通常国会閉幕

1月24日に開幕した第177通常国会は、70日間の延長により220日間の会期を終え閉幕しました。ロングラン国会となったのは、3月11日発生の東日本大震災対応のためですが、50日延長でも充分な審議はできたはずです。そうすれば震災復興のための第3次補正予算審議が早期にスタートできたはず。70日間延長とはいっても、8月中旬のお盆前後は実質的審議がなされませんでしたし、単なる菅延命策に過ぎず、政策審議の遅れにつながったといえます。
最終日は全委員会が開かれ会期末処理がなされました。私のスケジュールは、9:50厚生労働委員会理事会、10:00厚生労働委員会、10:20消費者問題特別委員会、10:40決算委員会、11:15自民党議員総会、11:30本会議、でした。
本会議での閉会に際しての挨拶で西岡議長(民主党)は、菅政権の国会運営について「ねじれ国会を理由に参院の審議時間を少なくし、自らの政策推進の遅れを参院に転嫁するが如き姿勢は、極めて遺憾」と厳しく批判しました。全く同感です。野田政権には真摯な対応を求めます。