6月27日 iPS・臨床へ

昨日厚生労働省「ヒト幹細胞臨床研究に関する審査委員会」は「加齢黄班変性」に対するⅰPS細胞の臨床研究実施を条件付で了承、来年夏にも治療が開始されることとなりましょう。iPS利用世界初の再生医療実施に向け前進です。「加齢黄班変性」は国内患者数約70万人といわれる眼の難病、成功すれば患者さんに対する大きな福音となります。移植後4年間の経過観察でその効果を確かめるとのこと。委員会の付した条件とは「細胞のガン化」等にかかるものです。完璧なガン化回避こそが再生医療の将来を最大化します。研究陣の一層の活躍を待ちましょう。
国会の終わった東京地方は強い日差の「梅雨中休み」。国会周辺は昨日までとは打って変わって静か。実質選挙戦突入モードです。小生も衛藤氏応援は東京事務所開き(5月29日)、大阪会合(10日)、東京会合(24日)、きむらりゅうじ氏応援は大阪会合(23日)、東京会合(26日)等と動き出していますが、これからが本番。皆様のご支援を切にお願い申し上げます。