12月3日 薬価差は約8.4%

昨日の中央社会保険医療協議会(中医協)総会に医薬品価格調査の結果(速報値)が報告されました。平均乖離率は約8.4%(内用薬は8,7%、血管拡張剤は10.8%)と報告されており、前回の調査結果約6・9%を上回るものとなっています。この結果による薬価引き下げが行われると、前回以上の改定幅となります。薬価ベースでは6%を超え(約6,2%)、診療報酬ベースで約1.3%の引き下げとなりそうです。これでは薬業の一人負け?
ちなみに後発品の割合は、数量ベースで20.2%、金額ベースで7.7%。また医療材料は約7.0%の乖離、と報告されています。