会期末
現政権の状況を示すかのように、関東地方は夜半から大荒れの天気、新幹線も一時ストップしてしまいました。
最終日の国会は、衆参各委員会ともいっせいに会期末処理です。厚生労働委員会は昨日の理事懇談会の方針に従い、9:00理事会、9:10委員会を開催。衆委員長提案の「障害者制度改革推進本部等における検討を踏まえて障害保健福祉施策を見直すまでの間において障害者等の地域生活を支援するための関係法律の精美に関する法律案」が議題とされました。本法案は、二度にわたり廃案とされた「障害者自立支援法改正案」の流れを踏むものであり、利用者負担を原則一割とするほか、発達障害者を障害者自立支援法の対象とするなど、多くの関係者の求めていたもの。一部会派の反対はありましたが、賛成多数で可決され、12:00より開催された本会議に緊急上程され、賛成多数で可決、無事成立しました。
本日最終日の本会議で数本の法律が成立しましたが、内閣提出法案の成立は14本のみ。成立率は40%以下、過去10年間で最悪の数字です。政府の国会に臨む姿勢の結果にほかなりません。強い反省を求めたいと思います。