5月22日 新「基本的対処方針」

政府の新型インフルエンザ対策本部は、新たな「基本的対処方針」を決定しました。新型インフルエンザ感染者に重症化例が少ないこと、治療薬が有効なこと等を考慮のうえ決定されたもので、詳細な対応策は「運用指針」に示されています。指針では「患者発生が少数の地域」と「急速な患者の増加が見られる地域」に分けて、具体的対応策が示されていますが、従来の対策を緩和したものとなっています。国内感染者数は7都府県で300名を超えました。自己防衛を!

インターネット関係の話題を2例。
新型インフルエンザ治療薬タミフルがネット上で薬価の4~5倍の高値で取引されているそうです。個人輸入代行業を装っているそうですが、薬事法違反の可能性があり、かつ偽薬の可能性もありうることから、厚生労働省は注意を訴えています。
改正薬事法の施行日(6月1日)を目前にしてその決着が注目されていた「医薬品のネット等通販」。厚生労働省の提示していたパブコメ案で決定されました。2年後に再度検討対象として取り上げられることとなるでしょう。