12月4日 平均乖離率約8.0%

厚労省は中医協に「医薬品価格調査(薬価本調査)の速報値」(19年9月取引分)を提示しました。平均乖離率は約8.0%。内用薬は9.2%(主要薬効群で乖離の大きなものは、高脂血症用剤13.9%、血圧降下剤13.4%、消化性潰瘍用剤12.3%、精神神経用剤10.0%、糖尿病用剤9.9%)、注射薬は6.0%、外用薬は7.7%、となっています。18年9月の調査では平均乖離率7.2%とされていましたので、1年間で若干乖離が進んだということでしょうか?。後発医薬品のシェアは約76.7%と、80%に近づきつつあります。併せ提示された特定保険医療材料の平均乖離率は約5.8%。来春の医療費改定(診療報酬、調剤報酬、薬価)はそろそろ大詰め???。

国会は10時から参院本会議。「日米間の貿易協定の締結・承認」「公立教職員の変形労働時間制」等が審議に付され、可決成立しました。今国会の山場は終わった???。会期は9日までです。