8月13日 ロシア・ワクチン承認

報道によれば、11日プーチン大統領は国内開発ワクチンを承認したとのことです。事実なら新型コロナ感染症ワクチンの世界初の承認となります。1950年代、世界に先駆けて成功した旧ソ連の人工衛星「スプートニク」にちなみ、「スプートニク5」と命名したそうです。ただし、WHOの取りまとめている最終段階にある開発ワクチンの品目リストには存在していません。伝えられるところによるとアデノウイルスベクターを使用したワクチンとか。臨床試験は38例のみで、大統領の娘さんも治験に参加し、38度の発熱があっただけだそうです。すでにフィリピン等数か国から提供要請があり、3千人を対象とする大規模試験(第3相試験?)はこれからという。加えて、これまでに文献発表等は皆無です。「ジェンナー」の時代ではあるまいに???。ちなみにロシアの感染者数は90万人を超え、死者数は2万人に近いそうです。