10月22日 ワクチン・チャレンジ試験
報道によれば、20日英国政府はワクチンのチャレンジテストに約46億円の資金提供、とのことです。世界では新型コロナの累積感染者数は4千万人以上に、死亡者数は120万人に近づきつつあります。ワクチン開発を急ぐ意義は認めますが、現時点では有効かつ安全な特効薬も治療法も存在しません。使用するワクチンも未定とか。そのような環境下でのチャレンジテストは許されるのでしょうか? 18~30歳の健常人90人を対象とし、来年1月にもスタート、5月には結果を予定。試験にはボランテイア3万8千人が応募、その中には日本人90名も含まれているそうです。
こちらも報道ベースですが、ブラジル保健当局はワクチン第3相治験被験者1名が15日に死亡したと発表しました。6月から実施中のアストラゼネカ・ワクチン治験で、既に8千人が参加。死亡者はリオのブラジル人医師、死因はコロナ合併症。・・・我が国でも治験中です。どきっとしましたが、死亡者はワクチン接種グループではなく”偽薬”グループ、治験は継続中だそうです。・・・いろいろな情報が飛び交います・・・。