12月24日 薬事工業生産動態統計

厚労省は標記統計の2019年年報を発表しました。最終製品の国内生産額は9兆4860億円と前年度比37.3%の増加、うち医療用医薬品は8兆6628億円(40.3%増)と急増しています。そんな馬鹿な?と思いましたが、厚労省は調査の見直しの結果との説明です。

 薬効別に見ると1位の腫瘍用薬は1兆1617億円と90.0%増、その他ホルモン剤は66.7%増、アレルギー用薬も59.9%増。医薬部外品は1兆3434億円と34.4%増、うち口中清涼剤は916.5%増と報告されています。目立つものを2,3お示ししましたが、このような生産動態の変動は生産実態の変化を示しておらず、とても信じられません。これだけ数値の変動が大きいと、毎年統計調査の連続性が途絶えたと言うべきではないでしょうか?。貴重なデータですのに・・・。

今夜はクリスマス・イブ。世界の子供たちのプレゼントを届けるサンタさんはコロナ感染に無縁だそうです。プレゼントを楽しみにしている皆さん、良かったですね!。