4月22日 慶応大学薬学部
昨21日の日本経済新聞朝刊で、慶応大学と共立薬科大学が4月1日合併、4月3日薬学部・大学院薬学研究科在校生転籍式が行われた事を伝え、大学を持つ学校法人同志の初合併について記述しています。2005年秋、共立薬科大が打診、07年3月合併契約を締結した。相互補完型だったことが円滑に協議が進んだ理由だったそうです。医学、看護医療を持つ慶応は薬学を加えることに魅力を感じ、単科大の限界を打破したい共立薬科は総合大学に魅力を感じた。加えて、両校が都心の至近距離に位置すること、慶応のブランド効果、共立薬科の健全経営が追風となったという。
少子化の中、薬学の新・増設が続きます。入学試験の競争倍率、入学生人数、薬剤師国家試験合格率などに大学間の格差が目立ち始めた昨今、今回の合併ケースに薬学関係者は高い関心を寄せています。