6月1日 今日から6月
今日から6月。会期末まであと2週間です。10:00開催の本会議は本国会最後の登壇もの「電波法、放送法改正案」と増員に伴う参院規則改正案。その後12:00からは水曜日恒例の政審勉強会。「現下の経済情勢」について内閣府からの説明聴取を行いました。 14:30から開催された自民党政調全体会議は長時間に及びました。テーマは毎年恒例の「経済財政運営と改革の基本方針2022」(いわゆる骨太方針)他、「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画」と「規制改革実施計画」。 「骨太方針(案)」には、「~医薬品の品質・安定供給の確保とともに創薬力を強化し、~」「大麻に関する制度を見直し、大麻由来医薬品の利用等に向けた必要な環境整備を進める。」等の記述はありますが、昨年までコロナ禍の中、さんざんもめた薬価改訂に関係する記述は今年は皆無・ゼロです。「薬価は各論問題、骨太になじまない」との担当大臣のコメントだそうですが、昨年までの骨太議論は一体何だったのでしょうか? また、第1章で「経済あっての財政であり、順番を間違えてはならない。」としつつも、最終章では「令和5年度予算において、本方針と骨太方針2021に基づき、経済・財政一体改革を着実に実行する。」とあります。財政規律の影が見え隠れしていませんか?要注意です。 「規制改革実施計画(案)」には、薬局や薬剤師の業務等に係る記述がごっそりと。厚労省は十分チェックしてあるのでしょうね?・・・次回の全体会議は3日午後の予定です。