2月24日 コロナ新薬・ワクチンは高価?

民間調査機関(IQVIA)の発表データによると、22年第4四半期(10月~12月)医療用医薬品販売額のトップ製品はラゲブリオ(MSD)47876百万(薬価ベース),3位にベクルリー(ギリアド・サイエンシズ)40092百万(薬価ベース)。年間を通しても5位にベクルリー(ギリアド・サイエンシズ)で1098億円(薬価ベース)、ラゲブリオ(MSD)は540億円(薬価ベース)。どちらも国内で特例承認されたコロナ新薬であり、後者は9月から一般販売されたばかり(薬価は1カプセル2357.80円、5日間使用で9万4312円)のものです。その後も評判の高いパキロビッド(ファイザー)、ゾコーバ(塩野義)が承認され、現在政府購入・供給の形で使用されていますが、一般流通が認められると市場での販売額はどうなるのでしょうか?・・・(価格はさておき、新薬を使用できる日本国患者は幸せなのでは?。)・・・かって2015年度・2016年度突然驚異的な売り上げを記録した新薬が存在しました。ともにC型肝炎特効薬と言われ、劇的な効果を発揮した「ハーボニー」、「ソバルデイ」(どちらもギリアド・サイエンシズ)。その後その医薬品名が聞かれなくなったのは、患者が治ってしまったから、とも言われたとか。・・・コロナ患者が治り「COVID-19」が過去の病名になるのであれば素晴らしいこと!。夢?正夢?。

国公立大の入試は最終盤。人口当たり最少薬剤師数の沖縄県では、28年度国公立大薬学部新設に向け基本的方針策定とか。 2021年12月16日開催の参院予算委員会で沖縄県薬の薬学部誘致署名運動に触れ、本問題に対する文部科学大臣の見解を質しました。時の末松文科大臣の答弁は「・・・文部科学省としては、こうした調査研究に協力をするとともに、沖縄県下の大学から相談があった際には丁寧に助言し、積極的な必要な支援を行ってまいりたいと思います。・・・」でした。沖縄県に薬学部を!。