1月27日 豊昇龍優勝・横綱へ

大混戦の初場所は、3敗で留まった大関豊昇龍が3敗(金峰山、王鵬)2人との三つ巴戦を制し、逆転優勝です。場所後の横綱昇進は確定的でしょう。21年の横綱照ノ富士の誕生以来の横綱誕生となり、モンゴル出身の横綱は6人目となります。場所中に横綱照ノ富士が引退を表明し、危惧されていた32年振りとなる横綱不在の事態は避けられそうです。
今場所の3賞は、霧島、金峰山、王鵬、十両優勝は獅司。王鵬以外の出身地は、順に、モンゴル、カザフスタン、ウクライナ。国技・大相撲は国際色豊かですね。

先場所優勝し、次の横綱1番手と目されていた大関琴桜はまさかの負け越し。どうしたのでしょう?来場所はカド番となります。横綱に向け再挑戦を!
昨年7月名古屋場所で左ひざに大けがを負った元大関朝乃山は、その後全休が続き、来場所は3段目まで番付けが下がるとか。どん底から横綱に返り咲いた照ノ富士のケースもあります。けがを治して再挑戦を!

王将戦第2局は先手番藤井7冠が93手で永瀬9段を破り、二連勝です。横歩取の難解な戦いの中、どこで藤井優位になったのでしょうか?解説を聞いていても、小生の棋力では理解できません。・・・名人はすごいということでしょうかネ。