12月3日 薬価調査結果速報値
令和7年の薬価調査結果(9月取引分。販売サイドから10月31日までの報告のあったもの)の速報値が中医協に示されました。
それによると平均乖離率は約4.8%、6年の5.2%、5年の6.0%と比べ乖離は縮小しているように見えますが、、、。仮に薬剤費総額を10兆円、R幅2、国費25%、と仮定しますと、約700億円程度の国費抑制効果となるのでしょうか?
乖離率を投与形態別に見ると、内用薬5.8%、注射薬3.2%、外用薬6.8%。主要薬効群別では、乖離の大きい順に、(外用)眼科用剤9.8%、(内用)消化性潰瘍用剤8.4%、精神神経用剤7.8%、となっています。
後発品のシェアは88.8%(数量)、68.7%(金額)と伸びており、そろそろピーク到達まじかでしょうか?。
最低薬価品目の乖離率は7.3%と前年の12.1%より縮小していますが、今回も依然として平均乖離率より大きのはなぜ?

