12月3日(火曜日) 拉致被害者支援法案
今日は、10時から厚生労働委員会。午前中は、「北朝鮮当局によって拉致された被害者等の支援に関する法律案」の審議と採決がありました。全会一致で、可決承認されました。北朝鮮には、今回、帰国された方々以外にも多くの被害者がおられるという疑いがあります。これからが正念場でしょう。 昼、アロヨ・フィリピン大統領御夫妻を参議院本会議場にお迎えし、歓迎の式がありました。 午後は、再び、厚生労働委員会で、独立行政法人個別法の審議が続けられました。特に、野党からは、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法についての質疑が多くなっています。 なお、午後併行して党税調小委員会があり、平成15年度の税制改正要望に関する協議が行われました。所得税法関係で、「造血幹細胞移植・臓器移植のあっせんに係る患者負担の医療費控除の適用」について要望がなされています。臓器移植では、ドナーから臓器の提供を受けるわけですが、その際のあっせんに係る費用は、医療費控除の適用とされていません。この費用も医療費控除の対象としてほしい、ということです。患者の方々の負担を軽減するということに加え、臓器移植という最新の医療技術の推進のためにも、医療費控除の適用を強く要望する旨、発言しました。