12月9日 一川保夫、山岡賢次両大臣の問責決議可決
重要法案の処理が滞っているにもかかわらず政府は今国会の延長を求めず、今日で会期末となりました。各委員会の会期末処理に引き続き、11時30分より上がり法案処理のための第1ラウンド本会議。平成21年度の決算は投票の結果、109対130で是認されず、同様に平成21年度国有財産増減及び現在額総計算書も114対125で是認されませんでした。そして、決算に関して「内閣に対する警告」が賛成多数で採択されました。13時より第2ラウンド本会議。かねてより問題視されていた一川防衛相、及び山岡消費者相に対する問責決議案が上程され、記名投票の結果、どちらも賛成多数で可決されました。任権者の野田総理は両大臣を罷免する考えはないといわれ、また両者とも辞任する考えがないとのことですが、国民の負託を受けた参議院の意思を無視することはいかがかと考えます。