7月15日 「大学の実力」調査
毎年恒例のY紙「大学の実力」調査結果が報じられました。今年の回答数は639校、全大学の86%にあたります。今年の調査では、6年制最初の学生が卒業した薬学部の状況が見えてきました。12日朝刊「法学部の就職振るわず」の記事には、「これは薬学部(男78%、女90%)を大きく下回り、・・・」とありました。しかし、薬学卒業生の就職状況は、識者の想定通りでしたが、6年制卒業者と4年制卒業者との間での進路の違いが明白になっています。4年制卒業者はその多くが進学しています。薬学の多様性の現われかもしれませんが、日進月歩の薬学を修めるには6年間では短いことの現われかもしれません。薬学にかかわる者としては、大学院進学後の学生の動向も是非知りたいものです。将来本調査シリーズに大学院の部を含めていただくことを強く希望します。