8月24日 2011年度概算医療費

厚生労働省は2011年度概算医療費を公表しました。総額37.8兆円(前年比約1.15兆円、3.1%増)と9年連続で過去最高を更新です。増加理由は高齢者の増加等と説明されています。社会保障費の安定財源が求められる所以でもありましょう。
調剤医療費は前年比7.9%増の6.56兆円、医療費全体に占める割合は17.4%となっています。後発品割合は8.7%(金額ベース)、23.3%(数量ベース)と伸びていますが、依然地域間格差には大きなもの(沖縄県12.8%・徳島県6.4%、沖縄県36.3%・秋田県18.7%)が残っています。