9月1日 脱法ハーブ撲滅を

幻覚、興奮作用等を持ち健康被害を惹起する化学物質を人為的に混ぜ、吸入等により使用する「脱法ドラッグ」。その規制強化が言われ続けています。政府は今国会に改正法案の提出を予定していましたが、他案件を優先し、法案提出を断念しました。法改正が前提、ということは国会の仕事となります。議員立法も模索されていますが、必要と考える改正内容は何点か存在します。①包括指定制度の導入、②取締り・検査体制の充実・強化(具体的には、ア、現在薬事監視員に限定されている取り締まり権限を、薬物事犯のプロである麻薬取締官・麻薬取締員に付与する。イ、収去品等の検査・鑑定に麻薬取締部鑑定官を活用する。ハ、被疑物質の収去を可能とする。)等。早期の法案成立を!