10月9日 山中フィーバー

山中一色となった感のある昨日以降の国内報道です。山中グループの研究実績、その意義、iPS細胞の説明、今後の研究の発展性、再生医療への展望等の他、山中氏の人柄等も多く取り上げられています。科学技術立国日本を目指す政策を模索する政治家の一人としても嬉しいことです。励みになります。そして最も嬉しいことは次の時代を担う若者達が科学技術に関心を抱いてくれるであろうこと、そのことに尽きます。
難病克服に向けての再生医療、新薬開発の加速、素晴らしい基礎研究成果の一日も早い社会還元へ、との大合唱です。が、その具現化のためにはまだまだ超えなければならない多くのハードルが待ち構えています。長期にわたる研究費の確保等研究体制の整備・充実、医倫理等にかかわる国民的コンセンサスの構築、社会体制の整備等々。たとえフィーバーが下火になったとしても継続されなければならないミッションです。・・・改めて再認識しておきます。