9月20日 増加を続ける高齢者人口

総務省の発表によると、日本の高齢者人口(65歳以上;9月15日現在(推計))は2898万人、総人口に占める割合は22.7%。共に過去最高の数字となりました。ちなみに女性は25.4%と4人に一人以上、男性は19.9%と約5人に一人となっています。
小児対策等の重要性を否定するものではありませんが、政治が高齢者対策に力点をおくのは極めて妥当な対応でしょう。新政権が廃止を公約している後期高齢者医療制度の対象となる75歳以上の方は総人口の10.7%の1370万人(女性851万人、男性519万人)を数えます。制度設計を後回しにして、「まず廃止」というのであれば、大問題といわざるを得ません。