1月26日(木) 介護保険法改正案

 8時半から厚生労働部会が開かれました。議題は、介護制度改革関連法案の説明でした。
 介護保険制度は平成12年4月に発足しました。そして5年ごとに見直しを行うことになっており、今年はまさにその5年目です。
 今改正の要点は、○ 予防重視型システムへの転換、○ 施設給付の見直し、○ 新たなサービス体系の確立、○ サービスの質の確保・向上、○ 負担のあり方・制度運営の見直し、○ その他、となっています。
 今回改正では、介護予防がキーワードです。介護制度始まって5年、最も重要な問題点として、要支援、要介護度1の軽度者については、介護や支援を必要とせず、自立できるようにすることが第一の目標であるにもかかわらず、これら軽度者の要介護度が上がってしまっている、との指摘でした。
 そこで、今改正では、要支援者、要介護者を細分し、予防給付が適当な人、介護サービスが必要な人に分け、「予防サービス」を強化する、としています。
 まだ改正法案の形にはなっていませんが、来週にも具体的な党内審議が行われる予定です。