10月25日 邦人元看護師に死刑判決
マレーシア高等裁判所は国内に覚せい剤約3.5キロを持ち込んだとして、元看護師の竹内真理子被告(37)に死刑の判決を言い渡しました。被告は控訴を検討しているそうですので、判決は確定したわけではありませんが、アジアを中心に、薬物事犯に対する刑罰が厳しい国が多く存在することを知っておくべきです。そういえば、中国でも薬物事犯の邦人に対し死刑が執行されましたよね。
もう一つ裁判判決を。こちらは日本。
最高裁は「医療の質の確保や財政面の制約などを考えると政策は適法」と、「混合診療禁止」を合憲とする初の判断を示しました。07年の1審・東京地裁判決は「混合診療を禁ずる法的根拠はない。」、09年の2審・東京高裁は「適法」との逆転判決でした。
国の混合診療禁止政策は、「保険外併用療養費制度」も併せ実施しており、最高裁判決は妥当なものと考えます。