12月16日(木) 党社会保険庁改革WG
社会保険庁については、民間から長官を向かえ、改革が進められていますが、党でも議論が続いています。今日は党の改革ワーキンググループの会議がもたれました。
昨日、合意をみた混合診療について、主な内容は以下のようなものです。
?国内未承認薬の使用
・患者から要望があった未承認薬の評価を行うために、専門家の検討会を設ける。年4回及び必要に応じ、検討。
・米英独仏で承認された薬については、自動的に検証の対象とする。
治験薬については、特定療養費により混合診療が認められていますが、未承認薬の場合、我が国での使用は治験的な性格をもっています。そこで、患者の要望に応じて、迅速に治験が進められるようにする、ということのようです。治験には、メーカーが医療機関に依頼してやるものの他に、医師が自ら行うものがありますので、これを活用する、ということでしょう。
?先進技術への対応
・必ずしも高度でない先進技術についても、特定療養費の検討の対象とする。
・医療機関から届出のあった新しい医療技術について、3ヶ月以内で、専門家による評価を行って、実施を認めるかどうか結果を出す。