2月11日 中医協答申(その2)

昨日の答申で注目すべき点の一つは後発医薬品使用促進策でしょう。病院、薬局に今まで以上の数値目標を再設定し、それに伴い、病院、薬局の対応を促す報酬点数の設定は、従前からいわれていた通りのことですが、それ以上に後発医薬品使用を促進する施策となるのではないかと考えられるのは、一般名記載の処方箋1枚につき2点の点数を設定したことです。現在、院外処方箋発行枚数は年間約8億枚。もし、全ての処方箋が一般名記載となると年間約160億円の経費が費やされます。後発医薬品の使用が飛躍的に伸びることとなるかもしれません。国内医療用医薬品マーケットの構成が変わることとなるかも!!!