2月14日(月) 医薬品情報学寄附講座
東大薬学系大学院の医薬品情報学寄附講座の設立記念講演会がありました。”ユビキタス社会と薬社会”、”和歌と投薬ミス”、”情報社会で考えること”、”医薬品情報と処方設計管理”をテーマとする講演がありましたので、一部覗いてきました。
ユビキタス社会と薬社会の講演では、近い将来、医薬品の製品ごとに、コンピューターマイクロチップが組み込まれ、例えば、その製品の製造から流通、患者使用までの履歴情報が、医療機関や薬局で瞬時に知ることができるようになる、など興味深い話しがありました。薬事法のノートへの記帳義務など不要になる時代がくるのでしょうか。
ところで本寄附講座担当教授は前九大教授の澤田康文氏。以前より薬剤師会活動、薬剤師職能にご理解の深い先生ですが、その縁からでしょうか、社団法人福岡市薬剤師会が製薬企業等と共に講座スポンサーになっています。珍しいケースでしょう。福岡市薬の意気を感じます。