6月5日 6年連続人口自然減
厚生労働省の発表した2012年人口動態統計によると、出生率は103万7101人と過去最低を更新。(ただ合計特殊出生率は1.41と16年ぶりの1.4台を回復しています。これは35~49歳女性の出生数増加のためとか。) 一方、死亡数は125万6254人。人口の自然減は21万9153人と過去最大となり、これで人口自然減は6年連続です。人口問題に対する処方箋は、出生・育児対策の充実に尽きるのでは?
政府の産業競争力会議はアベノミクスの3本目の矢となる成長戦略の素案を、規制改革会議は127項目の規制改革答申を。両者とも民間活力の充実等を目指す施策方針として報道に大きく取り上げられています。ただし施策の具体化はこれから。評価は必要な法制化を含めその実行にかかっています。健康・医療施策、なかんずく一般薬・健康食品等の普及・安全確保には街の科学者たる薬剤師の活用が必須となりましょう。薬剤師職能の出番です。・・・でも「一般用医薬品のインターネット販売解禁」がどうして経済成長戦略の目玉なのでしょうかね? 加えて「インターネット販売は対面販売よりリスクが高いと決めつけて、その前提の下で議論をすることはしないものとする。」との一文は何???