6月7日 スピード水着

昨日開催の競泳北京五輪壮行試合「ジャパンオープン」初日、評判の英国スピード社の水着を着用したトップスイマー5名(北島、松田、奥村、上田、中村)が日本新記録を記録した。日本水連は五輪での使用を容認する方向と伝えられています。
スポーツの世界における選手の能力レベルアップに果たす科学技術の役割は計り知れません。
しかし何か引っかかるものを感じます。棒高跳びはポールの材質の変化により競技の質が変わったかの感を持ちました。ゴルフの世界では飛びが求められているにもかかわらず、飛びすぎ(何を持って飛びすぎというのか?も疑問ですが)ボール、飛びすぎクラブを規制しています。卓球のラケットラバー、接着剤等についても規制があります。
水着がその対象になるべきとは思いませんが、スポーツにルールは必要です。しかしルールの設定や変更の際、時として疑問を感じることがあります。平泳ぎの潜水泳法はなぜ禁止されたのか?背泳ぎのバサロ泳法にはなぜ距離の制限があるのか?バレーボールのブロックはなぜオーバーネットでも良いのか?
ドーピングのルールもより明確、より厳格に、そして納得できるルール適用が求められていると感じます。