8月25日 子ども手当て法案
民主党のバラマキ政策の一つ「子ども手当て」。本年度の施行に際しては内閣法成立の可能性ゼロと目され、与党民主党は3月末になり、”9月までのつなぎ法案”を議員提案。衆院で可決されると内閣法案を取り下げるという禁じ手を打ちました。年度末の3月31日、審議を行った参厚生労働委員会での採決は12-12の同数、委員長裁定で可決。参本会議も120-120の同数、議長裁定で可決という経過をたどりました。
それから約5ヶ月。今回審議に付された「平成23年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法案」は、民・自・公の3党合意を受けての法案。所得制限の措置がとられること等、実質的には「児童手当法」のスキームによるものとなりました。参委員会では賛成多数で可決され、明日の本会議で成立の運びとなっています。
ギリギリの日程となったのは、民主党が姑息にも3党合意を独断と偏見により”「子ども手当て」存続します”としたビラ、機関紙を大量に印刷、配布したため。・・・公党間の合意・約束は何なの???