1月30日「望まない受動喫煙」対策

厚労省は「望まない受動喫煙」対策の基本的考え方、規制法案の骨子を公表しました。2020年の東京五輪・パラリンピックを控え、受動喫煙対策が喫緊の課題とされる中、健康行政を担当する厚労省の示した基本的考え方は次の3点。即ち、第1「望まない受動喫煙」をなくす。第2 受動喫煙による健康影響が大きい子供、患者等に特に配慮。第3 施設の類型・場所ごとに対策を実施。
党内議論が紛糾し合意点が見いだせず法案提出が見送られた前国会時と同様、飲食店等の施設基準が今回も最大の争点です。今回150平方M超の飲食店は原則禁煙との方針と伝えられていますが、前回の原案は30平方Mでしたので、規制の大幅な後退と映ります。厚労省は世界に向かって本案で胸を張れますか?。