11月12日 次の感染拡大に向けた安心確保のための取組の全体像

「基本的考え方」の冒頭に「ワクチン・検査・治療薬等の普及による予防、発見から早期治療までの流れを更に強化するとともに、最悪の事態を想定して、次の感染拡大に備える」と記した標記レポートは、昨日の党・新型コロナウイルス感染症対策本部会合の議論等を経て取りまとめられたもの。

「1.医療提供体制の強化 (2)自宅・宿泊療養者への対応」の部分には、「薬局」にも触れられており、「2.ワクチン接種の促進 (2)追加接種」ではワクチン確保等について、(「(1)1回目・2回目接種」では、小児への接種についても触れています。)「3.治療薬の確保」では、国産経口薬を含め開発費用として1薬剤当たり最大約20億円の支援し、経口薬について年内実用化を目指すとし、中和抗体薬等の具体的確保量等を明示しています。更に「4.(5)今後の更なる対応」では「治療薬やワクチンについて、安全性や有効性を適切に評価しつつ、より早期の実用化を可能とするための仕組み、ワクチンの接種体制の確保など、感染症有事に備える取組について、より実効性のある対策を講ずることが出来るよう法的措置を速やかの検討する。」との記述もあります。ご関心の向きはご一読を。

本特別国会は今日11:00天皇陛下のご臨席を仰ぎ開会式が行われたところですが、実質的な審議等は無し。小生は参院自民党の議員会長、幹事長、国対委員長と共に各会派等への挨拶回り。午後には閉会しました。補正予算案等の審議は来月開会予定の臨時国会となります。