12月15日(木) 医薬品販売制度

 厚労省の、「医薬品販売制度改正検討部会」が開かれ、報告書がとりまとめられました。同部会は、昨年5月に、厚労省の厚生科学審議会の部会として設置されましたが、報告書は、約1年半にわたって審議してきた結果をまとめたものです。
 改正の主な点は、○一般用医薬品を、特にリスクの高い医薬品、リスクが比較的高い医薬品、リスクが比較的低い医薬品に区分し、区分に応じて販売体制を整備する、○各小売業態を通じて専門家の資質確認のための仕組みを設ける、○リスクに応じたラベル表示、陳列のルール作り、掲示のあり方など環境を整備する、などです。
 報告書に基づき、薬事法改正案が作成され、来年の通常国会に提出される予定です。