12月1日 平均乖離率6.0%

来春の診療報酬改定等を審議する中医協・総会に、令和5年薬価調査の速報値が示されました。
平均乖離率は6.0%。前回(4年度)7.0%、前々回(3年度)7.6%より縮小していますが、毎年改定にもかかわらず6%台です。投与形態別乖離率は内用薬7.0%、外用薬7,2%。薬効群別(内用薬)にみると、血圧降下剤12,3%、消化性潰瘍用剤10.6%が2桁台、次いで精神神経用剤が9.3%と続きます。
後発医薬品の数量シェアは80.2%と、ついに80%の大台に乗りました。供給問題を抱え、悪戦苦闘の最中にあるはずの後発品の数量シェアが上がるとは? 不思議な気がします。後発品供給問題は薬価制度にもその一因があるはず。医療に必須の医薬品が安定供給されるに足る薬価が算定され、かつ維持されるべきです。
財源探しに躍起の当局は、薬価をどう触るつもりでしょうか? 医療安保の生命線・製薬産業の命綱ですよ!。

日大アメフト部薬物事件の最初の逮捕者・北畠容疑者の初公判が東京地裁で。検察側は懲役1年6か月を求刑しました。また、今日アメフト部3年生部員が4人目の逮捕者だそうです。・・・まだ居るの?