12月19日 届出薬剤師数31万1289人
厚労省の発表によると、平成30年12月31日現在の届け出薬剤師数は311289人(男性120545人、女性190744人)、2年前と比べ9966人、3.3%増加。人口10万人対薬剤師数は246.2人と8.8人増。薬局従事者数は180415人、医療施設従事者数は59956人と、各々4.8%増、3.3%増(病院に限れば3.8%増)と大きな伸びが示されました。来年からは私立大薬学部が2校増加します。薬剤師の将来需給についてどう考えれば良いのでしょうか?。2年度政府予算案にも「薬剤師需給調査」経費が計上されていますが・・・。
政府の「全世代型社会保障検討会議」中間報告が取りまとめられ、公表されました。「最終報告」は来年夏までの取りまとめが予定されていますが、その方向性を示唆するものであり、重要なものと言わざるを得ません。「医療提供体制の改革」の各論の部分ではありますが、「セルフケア・セルフメデイケーションの推進」「地域における薬剤師・薬局機能の強化」「必要不可欠な医薬品の安定供給体制の確保」の文言も見られます。最終報告に向けての議論を十分ウオッチしていきましょう。