12月24日 クリスマス・イブ

都心は朝から久方ぶりの雨。それも冷たい雨です。

30年ぶりの3%台のプラス改定、と伝えられていた診療報酬改定。本日厚労省より発表された大臣折衝事項によれば、改定率は3,09%とのこと。、歓迎する医療関係者が多いようですが・・・。
医薬関係者、薬局関係者は??
薬価等改定はマイナス0.87%(国費1063億円程度)(内訳は、薬価マイナス0,86%(国費1052億円程度)、材料マイナス0,01%)と、物価上昇の中、切り下げ幅は半端ではありません。市場拡大再算定の共連れ廃止、最低薬価の物価対応の記述には、ほのかな希望も垣間見えますが・・・。
「2,診療報酬・薬価等改定」の前文には「調剤報酬の適正化」が特出しです。(ご存じの通り、適正化イコール切り下げを意味します。)各論部分では、例えば、「調剤に係る評価の適正化、訪問看護の評価の適正化等でマイナス0,15%」とあります。「各論の指摘点を除く改定率は0,25%。各科改定率は医科0,28%、歯科0,31%、調剤0,08%」と記述されていますが・・・。(細かい数字までは本発表からは読み取れませんが・・・非常に厳しいものと感じます。)
・・・クリスマスプレゼント?と期待していた大臣折衝でしたが・・・。