12月24日 28年度予算案96兆7218億円

過去最高の予算案を閣議決定しました。財源は、好調な税収を受け、新規国債の発行額は減少します。高齢化の進展により、社会保障費は約32兆円に。そして厚生労働省本省予算は30兆円を超えるものとなっています。
本欄で何度か言及したように、医療費は8年ぶりの引き下げとなります。引き下げ財源の多くを担う形となったは日本薬業界の発展に暗雲をもたらすものとならないよう、十分な配慮がなされるべきです。多額の研究開発費を投じ誕生した画期的な新薬が多くの患者さんを助けてきたことは事実です。